チェーホフと言えば
2011年 01月 29日
@東京芸術劇場 小ホール1
今となっては、全く違うあの方を思い浮かべてしまう私です(笑)
何年かぶりに毬谷友子さんの舞台を観てみたいなぁと思い立ち、行くことにしました。
それに篠井英介さんも出演してるなら言うことないし♪
劇場の作品紹介ページはこちら。
⇒ http://www.geigeki.jp/saiji/025/index.html
しかし、その簡単な考えが甘かった★ 私には難しかったです(+_+)
作・演出はタニノクロウさんという元・精神科医の方で、この方の舞台は私は初めてでした。
チラシには「これがチェーホフ?!誰も知らなかった妄想世界」とあり、舞台もシーン0~12と
細かく分かれています。
席に着いた時に配付されているチラシの中に「シーンリスト」が書いてある用紙が入っている
ので、観る前にこのリストを軽く頭に入れておけば、もっと具体的に楽しめたかもしれません。
シーンの一つ一つは見所もあり、笑いもたまに起こり、毬谷さんの美しい歌声が楽しめたりも
するのでいいんだけど、私にはどうにもつながりが理解できず、頭の中がグルグルしたまま
1時間30分が経ってしまいました(@_@;)
きっと、チェーホフの世界が好きな方は楽しめるんでしょうね~。ちょっと不勉強すぎました。
もう一回観れば、次は楽しむ準備が出来ているので今日よりは楽しめるかも(←おい・笑)。
帰り道に思ったことは、最近は「考えること」をしなくなってたなと言うこと。
何でも観たままに楽しめるのはもちろんいいけど、たまには自分の中に準備がない物事でも
理解しようと努力することが必要なのかもしれません。
そういうのって、若い時(爆)の方が普通にしてたのにな。
ある程度の年齢を過ぎてからは、無意識に楽をし過ぎてたんでしょう(反省)。
しかし、久しぶりに舞台で観た毬谷友子さんは相変わらず美しく、ステキな歌声でした。
毬谷さんを舞台で初めて観たのは、1990年にヒガシと共演した「なよたけ」です。
あの時は、もちろんお目当てはヒガシだったんだけど、毬谷さんの美しい立ち姿と歌声に
驚きました☆ おかげで、肝心のヒガシの演技をほとんど憶えていないくらいです(笑)
それほど、当時の私には強いインパクトを与えたんでしょうね~。
(あ、そういえば山ほどもらったチラシの中にヒガシの次の舞台のチラシも入ってました。
もうすぐ始まるんですね~、気にしてなかったのですっかり忘れてたけど。)
ちょっと驚いたのが、劇中で使用する音楽が全て「生演奏」だったこと。
劇場の最前列の前に、ちょっとしたオケピが出来ていて、5名(だったと思います)で演奏
していました。なので、とても臨場感があって良かったです☆
そうそう、劇場を出る時に詳しい解説書を希望者に配付していました。
これを先に読んでいれば・・・とも思ったけど、そうすると構えすぎちゃうので、それはそれで
面白くなかったかな。 やっぱり難しいものですね(^_^;)